マンション管理士とは
マンションが日本で初めて建設されたのは昭和31年だということです。その後多くのマンションが建設されてきました。
それに伴いマンションの住民同士のトラブルや契約、老朽化などの問題も多く発生するようになりました。
マンション管理士とは、このようなトラブルや管理・補修・建て替え問題に対処し、良好な暮らしを送れるように適切なアドバイスを行うマンション管理のプロで国家資格です。
マンション管理士の仕事はマンションの管理人ではなく、マンションの管理組合や住民に対し相談を受けたり、助言指導を行う総合コンサルタントです。
マンション管理士の需要
平成21年4月10日に、国土交通省が平成20年度マンション総合調査結果を発表しました。
その結果によると、マンションの世帯主の年齢は60歳代が最多で、70歳以上も13.0%でした。 世帯主の39.4%が60歳以上となり、高齢化が進んでいることがわかりました。
また、永住するつもりとの回答は49.9%にのぼりました。 高齢になればなるほど、永住希望の割合は高くなっています。
マンションを選ぶ基準としては、共用部分の維持管理について考慮する割合が46.4%におよび、管理費や修繕積立金が充分な額であるかを考慮してマンションを選んでいることがわかります。
マンションを永住の地と考えている人が増えている現状は、それだけマンション管理士のニーズも増える可能性が高くるといえるでしょう。
管理業務に専門家を活用している管理組合のうち、マンション管理士を活用している割合は、今回の調査では13.1%となっています。これは、建築士22.7%、弁護士18.6%に次ぐ割合です。
平成13年にマンション管理士の資格が誕生して、平成21年4月1日現在のマンション管理士は16.780人です。 マンションの老朽化や入居者の高齢化を受け、ますます助言や援助が必要とされていますが、マンションの管理組合の役員はたいてい1年交代なので、専門知識を持っていない人が大半を占めています。
平成20年末のマンションの住民は約1.400万人に及び、その数はなんと国民の10人に1人の割合です。戸数で言うと約545万戸になります。
今後、マンション管理士の活躍の場はますます広がっていくものと考えられます。

